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京都のことをぼつりぼつり


by corokan
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高山寺と言えば

嵐山から北方面、山道をくねくねと進んだところに、世界遺産『高山寺』があります。
周囲に山しかない…、いやいや、山がたっぷり味わえる場所です。
高山寺と言えば_f0229618_22285858.jpg

高山寺と言えば_f0229618_22382410.jpg

そして高山寺と言えば、日本最古の漫画とも言われる国宝『鳥獣戯画』ですよね。
高山寺と言えば_f0229618_22315887.jpg

あまりにも有名な、ウサギとカエルが戯れているイラスト。
多くのお店で、色んなグッズを見かけたりもします。
でも、それらに使われているのは、ほんの一部分で、実際には長〜〜い巻物が全4巻あるのです。
その中には人間も登場しますし、色ーんな動物が沢山描かれていたりもします。
あぁ、全部をじっくりと見てみたい。
そんな欲求に応えてくれるiPad用アプリ、見つけました〜\(*T▽T*)/
その名も『鳥獣戯画』で、なんと無料なんです!!
更に、4巻のうち、お馴染みの「乙」と、動物大集合の「甲」をチョイスしているのも嬉しい限り。
幅が約30cmで全長が約12m(!)もある巻物が、まさに「手に取るよう」に見られるのです。
あぁ、これだけで「iPad、買って良かった〜」って、大満足。
「出来れば…残りの2巻も…」なんて贅沢は言いません、はい。(“果報は寝て待て”精神です。)
高山寺と言えば_f0229618_23161462.jpg

ちなみに、レプリカの小さい巻物が、高山寺とか国立美術館で買えたはず。
# by corokan | 2012-07-22 23:18 | 観光地巡り

頑張れ!月鉾辻廻し

山鉾巡行を撮った動画をチェックしていたら、月鉾の辻廻しがありました。
音頭取りの準備が整ったのを見計らって、撮影のスタートボタンを押したのですが、
月鉾、動かない!
「ソーレ!」の合図を曵き手に3度送るも、向きを変えることは出来ませんでした。
辻廻しの難しさを実感する動画です。
その分、動いた時の喜びったらないんですけどね。拍手、拍手d(⌒ー⌒)


# by corokan | 2012-07-21 11:54 | 動画 de 京都

山鉾見学〜白楽天山篇

山鉾巡行の前日、ものすごく暑い日だったのですが、炎天下でも山鉾見学してきました。
これは、鶏鉾の南にある『白楽天山』です。
山鉾見学〜白楽天山篇_f0229618_23582415.jpg

ご神体は白楽天と道林禅師。
ちょっと控え目に、斜め方向からご神体を撮影させていただきました。
山鉾見学〜白楽天山篇_f0229618_004933.jpg

シャッターを押した直後、スタッフのおっちゃんに声をかけられたのですが…。
「そこからだと白楽天様が写ってないんとちゃう?ヤキモチ焼かはるから、正面で撮ったげて」。
ご神体の前では、粽やグッズが売られてて、売り子さんの正面に立つのを遠慮してたのですが
「並んで撮ったら、白楽天様もちょっと笑ってくれはるで」とのこと。
どれどれ。
山鉾見学〜白楽天山篇_f0229618_042729.jpg

確かに、いいお顔で写ってくれた気がします!
おっちゃん、ありがとう〜♪

このように、各会所にはご神体が祀られていて、神道の方法(二礼二拍手一礼)でお参りするのが礼儀。
見学に出掛ける際は、お賽銭用の小銭も忘れずに。

そして、巡行当日の『白楽天山』(18番)です。(ご神体、やっぱりあっち向いてる〜。)
山鉾見学〜白楽天山篇_f0229618_071491.jpg

前懸は、トロイ戦争の場面を表したベルギー製のタペストリーで、16世紀(!)のものだそうです。
# by corokan | 2012-07-20 00:13 | 祇園祭
山鉾巡行で一番の見所は、交差点で方向転換する『辻廻し』なのだそうです。
なので、交差点付近では沢山の観光客が早くから陣取っています。
テレビで見ていた場面も、確かにダイナミックでした。
私は、遠目ではありますが、それでも見学するには充分な場所をキープ。
一番鉾の『長刀鉾』が交差点に登場して、ドキドキしながら見守っておりましたが…。
予想に反して、なかなか動かないぞ。どういうことかな?

…結果、90度の方向転換に10分以上を要してしまってました。
まぁね、巡行時の重量は8.5〜12トン(!!)で、自動車みたいにタイヤが自在に動くわけでもありません。
それを人力で廻そうっていうんだから、すごい技ですよね。
1回で廻せる角度は30度くらい。
廻る度に歓声がおきてましたが、辻廻しの魅力は、それだけじゃないハズ。

で、私なりに色々と観察した結果は、辻廻しでの音頭取りが特別だということ。
通常は2人が扇を持って、それをゆっくりと動かしながら進むのですが、辻廻しの時は4人に増えます。
で、廻す準備が整うと、派手な動きで曵手に合図を送り、大きな音で向きが変わっていきます。
90度廻りきると、音頭取りが2人になって、前進の派手な合図とともに「エンヤラヤァ!」と声を掛けます。
この時の囃子方も車方も曵手も、息を合わせている姿が遠目でもかっこ良い!
(それを見守る裃と袴姿の方々も、これまたかっこ良い!)
要するに、人々の一連の動きで山鉾も動くという、とにかく全部が見所ってことです。
では、交差点での『鶏鉾』(17番)を、登場〜回転〜前進のタイミングで撮ってみました。
山鉾、辻廻しの魅力とは?_f0229618_21292478.jpg

山鉾、辻廻しの魅力とは?_f0229618_21294166.jpg

山鉾、辻廻しの魅力とは?_f0229618_2130193.jpg

山鉾、辻廻しの魅力とは?_f0229618_21302186.jpg

私の近くでは、廻るのに時間がかかりすぎるからと言って早々に去る人もいましたが
この暑さでも頑張っている全員をきっちり見るのが、見学する人の礼儀だと思う私なのでした。
つか、最後までずーっと見応えあって、途中で去るなんて考えられなーい!
# by corokan | 2012-07-17 21:42 | 祇園祭

私の和み割烹『信八』

カナダの姉ちゃんが京都に戻ってきた時に「あ〜、和食が食べたい!」と言うので、
うちから一番近い京料理の店へ行ってみることにしました。
それが『信八』さん。
バス通りから八坂通の入り口にあって、まっすぐ進むと「くくり猿」の庚申堂があります。
私の和み割烹『信八』_f0229618_2026229.jpg

私も姉ちゃんも、まだまだ京都初心者の頃で、そんな我々に色々と教えてくれたのが大将と奥さんです。
以来、私たちはご夫婦の大ファン!
姉ちゃんが帰国すると、必ず最初に名前を挙げるのが『信八』なのです。
もちろん料理も大ファンですよ〜。
お昼のメニューに、具が選べる押し寿司が登場したので、海老をいただいてきました。(1,050円)
私の和み割烹『信八』_f0229618_20332797.jpg

間に干瓢が挟んであって、お吸いものの見た目も上品で、やっぱり和食はいいよね〜。
食事と一緒に祇園祭の話も楽しんで、お店を出る時に「熱中症に気ぃつけてね」って送られました。
いつもごちそうさまです!
# by corokan | 2012-07-17 20:38 | ごはん